赤外線でONOFFできるUSBコネクタ
赤外線学習リモコンR2-D2を公開デモする機会があるかもしれない。
公開デモをしたいけれど、家電を会場に持っていくことは難しいので、
持ち運びの可能な赤外線で制御できる機器が欲しくなった。
市販品のラジコンとかも色々あるけれど…
そうだ、USBコネクタをON/OFFできたら色々なことに使えるかも!
ということで出来上がったのが、下記の動画のものです。
必要なもの
- SSA USBスイッチ付きコネクタ SUAM-SWAF
- エレキット 2chリレー付き赤外線リモコン PS-3247
- 9V用バッテリースナップ(必要であれば。別途9〜13Vの電源を用意する場合は不要)
- ピンソケット(直結する場合は不要)
- 任意のUSB電源機器。
上記ではELECOM USB扇風機 FAN-U27BKなどを使用しました。 - 任意のUSB電源。
上記ではテック モバイルバッテリー TMB−104SBKを使用しました。
手順
- リレーを組み立てる。
このとき赤外線受光素子部とリレー出力端子部をピンソケットにしておくと、状況に応じて配線の長さを調節できるようになる。
以下ピンソケットにした前提で書きます。
また今回は反転出力モード(オルタネートモード)で使用したいため、J1とJ3は短絡します。 - 9V用バッテリースナップを接続する。
- USBスイッチ付きコネクタ接合面をホットナイフで切る。
- 外装を取る。
- スライドスイッチをもぎ取る。
- スライドスイッチで導通する箇所が2箇所あるが、コネクタ側(5V)にピンソケットを取り付け、そうでない方(GND)は短絡する。
- ピンソケットが干渉しないようにカバーを加工する。
- 外装を再度つける。
- リレーの出力端子のピンソケットと改造済みUSBスイッチ付きコネクタのピンソケットを結線する。
(MとCのみを使用する。) - 改造済みUSBスイッチ付きコネクタにお好みのUSB機器を接続する。
- 改造済みUSBスイッチ付きコネクタをUSB電源やモバイルバッテリに接続する。
- リレーにお手持ちの赤外線リモコンの信号を学習させる。
完了!
なお、上記動画では、赤外線学習リモコンR2-D2にて日本語音声認識と赤外線信号の送信をしています。