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チョコレートはてなブックマーク

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今年のバレンタインは、ドラクエXのプクリポの形のチョコレートを作ってみました。


魔法の迷宮で供えるとプクリポが召喚されるボスコインのイメージです :)


モデリング→3Dプリント→シリコンで型取り→チョコ流し入れって感じで作りました。

作り方

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  1. まずはモデリング。今回はMetasequoiaを使いました。
    DMM.make3Dデータのルールに従って、モデルを作っていきます。
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  2. [曲面・ミラーのフリーズ]、[ブーリアン]を実行して、ひとつのオブジェクトにマージした後、STLで保存します。
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  3. 見栄えとサイズとエラーを確認するためにDMM.make指定のMiniMagicsで開いてみます。
    見た目とサイズは大丈夫そうですが、[エラー検証]をクリックしたら、エラーが。
    pukuchoco2015_05.png
  4. エラーを直すため、netfabb Basicを使います。
    [その他]>[新規解析]>[標準解析]、[その他]>[パーツの修復]>[自動修復]>[実行]でエラーを修復。
    pukuchoco2015_06.png
  5. DMM.makeにアップロード、チェックが通ったら、発注します。今回はホワイトアクリルにしてみました。
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  6. 3Dプリントされたものがこちら。彫りが浅かったので、カッターで彫りなおし、ヤスリをかけました。
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  7. 型を取っていきます。今回はHTV-4000という食品用シリコンを使います。
    枠はレゴ。底上げにはキャップ(空洞を埋めたもの)を使ってみます。
    A剤とB剤の混ぜ合わせには使い捨てられるよう紙コップを使います。
    シリコン硬化後に外れやすいように、原型にはあらかじめワセリンを塗っておきます。
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  8. A剤とB剤を湯煎するなどして温め、軽く攪拌しておきます。
    このときA剤とB剤が触れないよう、付属のヘラではなく別のもので攪拌しましょう。
    その後、A剤:B剤を1:1の割合で紙コップに入れ、泡立たないように静かに混ぜ合わせます。
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  9. 原型をキャップに貼り付け、さらに枠に貼り付けた後、シリコンを流し入れていきます。
    このとき、糸状に少しずつ入れていくのがポイントらしいです。
    ただし5分を過ぎると硬化が始まり気泡が抜けなくなるので、それなりに手早く入れていく必要があります。
    入れ終わったら枠を叩いて気泡を追い出します。
    その後、硬化を促進するために暖かい所に置いておきます。
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  10. 6時間ほど経過したら、硬化しました。
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  11. カッターで切り出します。
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  12. 切り出しました。中性洗剤で洗ってワセリンを落とし、乾燥させます。
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  13. チョコを用意します。今回は安定の明治ミルクチョコレートを使用しました。
    風味よりも見た目を重視する場合はテンパリングのいらないコーティングチョコを使うとよいかもしれません。
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  14. チョコを湯煎し、流し入れます。
    入れ終わったら型を叩いて気泡を追い出し、涼しい所に置いておきます。
    仕上がりを綺麗にするためには、ファットブルームやシュガーブルームが起こらないようにする必要があります。
    詳しくは検索してみてください :)
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  15. けだまくらふと様から宝箱のペーパークラフトのPDFファイルをダウンロードし、印刷、組み立てます。
    用紙はサンワサプライのつやなしの厚紙を使いました。
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  16. 宝箱にチョコを盛りつけて、完成!

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