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FINOW Q1 の変更点はてなブックマーク


#ref(finow_q1.jpg,right,around,33.3%)
71.99ドルで購入した[[FINOW Q1>http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B01MCVPIGS/cubic9com-22]]が到着した。

~

スペックは次の通り。
|画面|1.54インチ IPS OLEDディスプレイ 320x 320ピクセル|
|CPU|MTK6580 クアッドコア|
|RAM|1GB|
|ROM|8GB|
|OS|Android 5.1(Android Wearではないところがポイント)|
|ネットワークタイプ|GSM+WCDMA|
|対応周波数|GSM: 850/900/1800/1900MHz&br;WCDMA: 850/2100MHz|
|Bluetooth|あり(ver 4.0)|
|GPS|あり|
|バッテリー容量|400mAh|

~

20日間ほどで到着。

質感は悪くない。

nano-SIMが挿さるが、あまりメリットを感じない。

#clear

*既存カスタムウォッチフェイスのインストール
端末内にあるウォッチフェイスは長押しで変更可。

~

それ以外のカスタムウォッチフェイスは次のようにしてインストールする。

+[[Round Android Smartwatches- Custom Faces & Apps - Google+>https://plus.google.com/u/1/communities/109827242607524552712?pageId=101715586844317136843]]から好きなウォッチフェイスをダウンロードする。~
あるいは[[ここ>https://drive.google.com/drive/folders/0B_jzRID7efCfZVlqbGt2N2s4VWM?pageId=101715586844317136843]]からダウンロードする。
+PCとQ1を接続する。
+/ClockSkinがあるかを確認する。ない場合は作成する。
+zipを解凍して、内容を/ClockSkinにコピーする。

*新規カスタムウォッチフェイスの作成

#ref(clockskinmaker.png,right,around,25%)
手書きかClockSkinMakerで作れる。

~

ClockSkinMakerで作る場合は次のようにする。

+[[ClockSkinMaker>https://clockskinmaker.codeplex.com/]]をダウンロードする。
+実行する。
+左ペインにてベースとするスキンをクリックする。
+画面中央上辺りの[Load Skin]ボタン(円弧を描いている矢印のボタン)をクリックする。
+[Simulation]をクリックし、動きを確認する。
+マネして作っていく。
+出来たら、画面中央上辺りの[Save]ボタン(フロッピーのボタン)をクリックする。
+前述の方法でQ1にインストールする。

~

手書きしないにしても、rotate要素とarray要素の違いなどは、下記の動画が参考になる。

-[[No.1 D5 Part 1 Clock Skin Creation Workshop - Simple Analog - YouTube>https://www.youtube.com/watch?v=1kssh7sOUGY]]
-[[No.1 D5 Part 2 Clock Skin Creation Workshop - Using Arrays>https://www.youtube.com/watch?v=sJwtP2lwN5Y]]


**自作Clockskin [#clockskin]

#ref(finow_q1_clockskin_ppap.zip)
#youtube(xHfs4fp1PtY)
#youtube(dcL4qmdXUws)

~

#ref(finow_q1_clockskin_bigdigital.zip)
#ref(bigdigital.jpg,,15%)

~

他にもパワーグローブのアナログ時計を作ってみた。

~

#vine(5DLumIjnrl5)
#clear


*【成功 2016.11.06】 root化 [#success]
rootを取りたいと思い、下記の手順を実施したところ、
root化に成功した。

なお、前日に[[root化に失敗して文鎮化し、その後焼き直して復活したが、その際の手順は後述する。>#failure]]

~

&color(#FF0000){下記に記載されているサイト、アプリ、手順は基本的に危険です。&br;マルウェアの感染の可能性やFINOW Q1を壊す可能性があります。&br;実施は自己責任でお願いします。};

~

SP Flash Toolの使い方が分かりづらい場合は、[[[Hovatek] How To Use SP Flash Tool (Full Guide) - YouTube>https://www.youtube.com/watch?v=LzyYXAflmOk]]を見ると大体分かる。

~

+準備
++過去のファーム(160531)に戻すため、[[[NEW] FINOW Q1 Smartwatch [Android 5.1] [MTK6580] [1G+8GB] - Post #111>http://forum.xda-developers.com/showpost.php?p=67392042&postcount=111]]からw602_wgl.Q1.common.80.emmc.w.s.160531.fl....zipをダウンロードし、解凍する。
++[[Collection of Smart Phone (SP) Flash Tool for Windows>https://forum.hovatek.com/thread-13970.html]]からSP Flash Tool Version 5.1640 (Windows).zipをダウンロードし、解凍する。
+Q1をフォーマットする。
++PCとQ1を接続する。
++SP Flash Tool v5.1640 (Windows)\flash_tool.exeを管理者権限で起動する。
++[Format]タブをクリックする。
++[Start]ボタンをクリックする。
++Q1を再起動する。
++SP Flash Toolの完了を待つ。
+Q1にファームを焼き直す。
++[Download]タブをクリックする。
++[Scatter-loading File]の[choose]ボタンをクリックする。
++ダイアログで、上記で回答したw602〜フォルダの中のMT6580_Android_scatter.txtを選択する。
++[Download Only]を選択する。
++[Download]ボタンをクリックする。
++Q1を再起動する。
++SP Flash Toolの完了を待つ。
+adbコマンドを使えるようにする。
++Javaをインストールする。
++環境変数JAVA_HOMEを設定する。
++Android Studioをインストールする。
++SDK ManagerでAndroid SDK Platform-tools、Google USB Driverをインストールする。
++環境変数PATHに"%UserProfile%\AppData\Local\Android\sdk\platform-tools"を追加する。
+Q1のUSBデバッグを有効化する。
++Q1の[設定]>[端末情報]>[ビルド番号]を連打する。
++[設定]>[開発者向けオプション]で[USBデバッグ]を有効化する。
+Kingroot(≠Kingoroot)でroot化する。
++[[Kingroot>https://androidmtk.com/download-kingroot-application]]をQ1にインストールする。
++Kingrootを起動する。
++[Try it]ボタンをタップする。
+KingrootをSuperSUに変える。
++[[How to Remove/Replace Kingroot (KingUser) with SuperSu - W0lfDroid>http://www.w0lfdroid.com/2015/05/How-to-Remove-Replace-KingUser-KingRoot-with-SuperSU.html]]からReplace_Kinguser_with_SuperSU-v2.4.zipをダウンロードする。
++Replace_Kinguser_with_SuperSU-v2.4.zipを解凍し、Q1の/sdcardにコピーする。
++コマンドプロンプトを起動する。
++adb devicesを実行し、Q1らしきデバイスが表示されていることを確認する。
++adb shellを実行する。
++sh /sdcard/mrw/root.shを実行する。
++[続行]ボタンをタップする。
++[通常]ボタンをタップする。
++[再起動]ボタンをタップする。
++"他のsuperuserアプリが見つかりました"と表示されたら、[OK]ボタンをタップする。
++purifyをアンインストールする。
++再起動する。
++adb shellを実行する。
++suを実行する。
++SuperSUのダイアログが表示されたら成功。
+root化成功したので、不要アプリを無効化する。
++Aplinをインストールする。
++Aplinを起動する。
++下記を無効化する。
>
-Androidライブ壁紙
-PinyinIME
-サウンドビジュアル壁紙
-バブル
-フェーズビーム
-フォトスクリーンセーバー
-ブラックホール
<

~

ちなみに、Kingrootはデバイス管理者リストに入るが、~
Q1のメニューからはデバイス管理者リストを呼び出せない。

下記ADBコマンドで呼び出せる。
#code(,nonumber){{
adb shell am start -S "com.android.settings/.Settings\$DeviceAdminSettingsActivity"
}}


*【失敗 2016.11.05】 root化失敗による文鎮化と焼き直しによる復旧 [#failure]
rootを取りたいと思い、下記の手順を実施したところ、
見事に文鎮化した。("smartwatch"表示から進まなくなった)

その後焼き直して復活したので、その手順を記載する。

~

&color(#FF0000){下記に記載されているサイト、アプリ、手順は基本的に危険です。&br;マルウェアの感染の可能性やFINOW Q1を壊す可能性があります。&br;実施は自己責任でお願いします。};

~

まず、文鎮化した手順。

~

+adbコマンドを使えるようにする。
++成功版の手順を参照のこと。
+Q1のUSBデバッグを有効化する。
++成功版の手順を参照のこと。
+rootを取る。
++(個人情報の入っていない)Windows PCにKingorootをインストールする。
++checkupdate.exeを管理者権限で実行し、Kingorootをアップデートする。
++PCとQ1を接続する。
++Q1側にダイアログが表示されるので、USBデバッグを許可する。
++Kingorootの[ROOT]ボタンをクリックする。
+KingorootをSuperSUに変える。
++[[How to Remove/Replace Kingroot (KingUser) with SuperSu - W0lfDroid>http://www.w0lfdroid.com/2015/05/How-to-Remove-Replace-KingUser-KingRoot-with-SuperSU.html]]からReplace_Kinguser_with_SuperSU-v2.4.zipをダウンロードする。
++Replace_Kinguser_with_SuperSU-v2.4.zipを解凍し、Q1の/sdcardにコピーする。
++コマンドプロンプトを起動する。
++adb devicesを実行し、Q1らしきデバイスが表示されていることを確認する。
++adb shellを実行する。
++sh /sdcard/mrw/root.shを実行する。


~

上記で見事、文鎮化した。("smartwatch"表示から進まなくなった)
#ref(finow_q1_brick.jpg,,25%)

~

ということで、焼き直す手順。

SP Flash Toolの使い方が分かりづらい場合は、[[[Hovatek] How To Use SP Flash Tool (Full Guide) - YouTube>https://www.youtube.com/watch?v=LzyYXAflmOk]]を見ると大体分かる。

~

+準備
++[[[NEW] FINOW Q1 Smartwatch [Android 5.1] [MTK6580] [1G+8GB] - Post #183>http://forum.xda-developers.com/showpost.php?p=67515931&postcount=183]]の"here is the new firmware fresh from Finow."からQ1.zipをダウンロードし、解凍する。
++w602_wgl.Q1.common.80.emmc.w.s.160620.flash.zipを解凍する。
++[[Collection of Smart Phone (SP) Flash Tool for Windows>https://forum.hovatek.com/thread-13970.html]]からSP Flash Tool Version 5.1640 (Windows).zipをダウンロードし、解凍する。
+Q1をフォーマットする。
++成功版の手順を参照のこと。
+Q1にファームウェアを焼き直す。
++成功版の手順を参照のこと。

~

復活! :)

~

ところで、上記手順にてMediaTek USB VCOMドライバが必要かどうかは忘れてしまったが、~
下記のようにすると、インストールできる。

+準備
++[[How to manually install MT65xx (MediaTek) USB VCOM drivers on Windows>https://forum.hovatek.com/thread-440.html]]からMediaTek USB VCOM drivers.zipをダウンロードし、解凍する。
+署名なしドライバのインストールを有効にする。
++[設定]>[更新とセキュリティ]>[回復]の[今すぐ再起動する]ボタンをクリックする。
++[トラブルシューティング]をクリックする。
++[詳細オプション]をクリックする。
++[スタートアップ設定]をクリックする。
++[再起動]ボタンをクリックすると、PCが再起動する。
++再起動後、[スタートアップ設定]画面が表示されたら、キーボードの7を押す。
+MediaTek USB VCOMドライバのインストール。
++スタートボタンを右クリックし、[デバイスマネージャ]をクリックする。
++[ポート]をクリックする。
++メニューの[操作]>[レガシーハードウェアの追加]をクリックする。
++[次へ]ボタンをクリックする。
++[一覧から選択したハードウェアをインストールする]をクリックする。
++[次へ]ボタンをクリックする。
++[ディスク使用]ボタンをクリックする。
++[参照]ボタンをクリックする。
++MediaTek USB VCOM drivers\Drivers\USB VCOM Driver\Win7\usb2ser_Win764.infを選択する。
++[このドライバーソフトウェアをインストールします]をクリックする。




*参考
-[[「FINOW Q1」Android 5.1搭載、実用度No.1!?スクエア型スマートウォッチ開封レビュー: ガジェットレビュー>http://gadgetr.seesaa.net/article/finowq1.html]]

*Amazon
#amazon(B01MCVPIGS,left)
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