トラ技付録78K0 USBマイコン基板
78K0*1はNECのワンチップマイコン。
通称"トラ技付録78K0 USBマイコン基板"はCQ出版社トランジスタ技術2008年8月号付録の78K0搭載基板。
トランジスタ技術2008年8月号は現在絶版になっているが、同出版社のUSBマイコンでパソコンI/O!、もしくはマルツパーツ館で同等品が入手できる。
トラ技付録78K0 USBマイコン基板のよいところは、ひとまず動かす分には特殊なハードもソフトもいらないところ。PCのUSB端子に直結し、Tera Termなどでサンプルプログラムを書き込むだけで動作させることができる。これが自分のような初心者には嬉しい。
作ったもの
ノウハウ?
- 便利に使うには追加部品のはんだ付けが必要だけど面倒!
- 右写真のように短いジャンパを使えば、DIP連結ソケットをはんだ付けせずにブレッドボードを使える。
- 右写真のようにUSB延長ケーブルを使えば、USBシリーズBレセプタクルをはんだ付けせずにPC-ブレッドボード間の距離を取れる。
- Tera Termでhexファイルのドラッグアンドドロップ時に確認画面が出てうざい!
- TERATERM.INIのConfirmFileDragAndDropオプションをオフにすると、確認画面が出なくなる。
ConfirmFileDragAndDrop=off
- TERATERM.INIのConfirmFileDragAndDropオプションをオフにすると、確認画面が出なくなる。
- フラッシュメモリではなくRAMを使いたいけど、いちいちhexファイルを転送するのが面倒!
- 下記のようなTera Termマクロを作成すれば、接続と転送を自動化できる。
下記ではload後のF000番地が"9B"*2であることを利用し、無駄な転送を抑制している。*3
; COM5に接続 connect '/C=5' ; プログラムロード、実行 setsync 1 sendln '' sendln 'dump f000 1' result=1 while result=1 recvln result=1 while result=1 recvln result=1 while result=1 recvln strscan inputstr '9B' if result=0 then sendln 'load' waitln 'Drop a HEX file.' sendfile 'C:\foobar.hex' 1 endif setsync 0 sendln 'jmp f000'
- 下記のようなTera Termマクロを作成すれば、接続と転送を自動化できる。
下記ではload後のF000番地が"9B"*2であることを利用し、無駄な転送を抑制している。*3
参考
Amazon
オススメ!
この価格でUSB接続できるマイコンが付いてくる。
本当に手軽にPCからマイコンへプログラムを転送できますし、マイコンのポート数も多いので、結構遊べます。ウェブ上にも情報が沢山あるし、オススメです