Top/Android/FINOW Q1

FINOW Q1

71.99ドルで購入したFINOW Q1が到着した。

スペックは次の通り。

20日間ほどで到着。

質感は悪くない。

nano-SIMが挿さるが、あまりメリットを感じない。

既存カスタムウォッチフェイスのインストール

端末内にあるウォッチフェイスは長押しで変更可。

それ以外のカスタムウォッチフェイスは次のようにしてインストールする。

1. Round Android Smartwatches- Custom Faces & Apps - Google+から好きなウォッチフェイスをダウンロードする。
   あるいはここからダウンロードする。
2. PCとQ1を接続する。
3. /ClockSkinがあるかを確認する。ない場合は作成する。
4. zipを解凍して、内容を/ClockSkinにコピーする。

新規カスタムウォッチフェイスの作成

手書きかClockSkinMakerで作れる。

ClockSkinMakerで作る場合は次のようにする。

1. ClockSkinMakerをダウンロードする。
2. 実行する。
3. 左ペインにてベースとするスキンをクリックする。
4. 画面中央上辺りの[Load Skin]ボタン（円弧を描いている矢印のボタン）をクリックする。
5. [Simulation]をクリックし、動きを確認する。
6. マネして作っていく。
7. 出来たら、画面中央上辺りの[Save]ボタン（フロッピーのボタン）をクリックする。
8. 前述の方法でQ1にインストールする。

手書きしないにしても、rotate要素とarray要素の違いなどは、下記の動画が参考になる。

• No.1 D5 Part 1 Clock Skin Creation Workshop - Simple Analog - YouTube
• No.1 D5 Part 2 Clock Skin Creation Workshop - Using Arrays

自作Clockskin

finow_q1_clockskin_ppap.zip

finow_q1_clockskin_bigdigital.zip

他にもパワーグローブのアナログ時計を作ってみた。

【成功 2016.11.06】 root化

rootを取りたいと思い、下記の手順を実施したところ、 root化に成功した。

なお、前日にroot化に失敗して文鎮化し、その後焼き直して復活したが、その際の手順は後述する。

下記に記載されているサイト、アプリ、手順は基本的に危険です。
マルウェアの感染の可能性やFINOW Q1を壊す可能性があります。
実施は自己責任でお願いします。

SP Flash Toolの使い方が分かりづらい場合は、[Hovatek] How To Use SP Flash Tool (Full Guide) - YouTubeを見ると大体分かる。

1. 準備
   1. 過去のファーム（160531）に戻すため、[NEW] FINOW Q1 Smartwatch [Android 5.1] [MTK6580] [1G+8GB] - Post #111からw602_wgl.Q1.common.80.emmc.w.s.160531.fl....zipをダウンロードし、解凍する。
   2. Collection of Smart Phone (SP) Flash Tool for WindowsからSP Flash Tool Version 5.1640 (Windows).zipをダウンロードし、解凍する。
2. Q1をフォーマットする。
   1. PCとQ1を接続する。
   2. SP Flash Tool v5.1640 (Windows)\flash_tool.exeを管理者権限で起動する。
   3. [Format]タブをクリックする。
   4. [Start]ボタンをクリックする。
   5. Q1を再起動する。
   6. SP Flash Toolの完了を待つ。
3. Q1にファームを焼き直す。
   1. [Download]タブをクリックする。
   2. [Scatter-loading File]の[choose]ボタンをクリックする。
   3. ダイアログで、上記で回答したw602〜フォルダの中のMT6580_Android_scatter.txtを選択する。
   4. [Download Only]を選択する。
   5. [Download]ボタンをクリックする。
   6. Q1を再起動する。
   7. SP Flash Toolの完了を待つ。
4. adbコマンドを使えるようにする。
   1. Javaをインストールする。
   2. 環境変数JAVA_HOMEを設定する。
   3. Android Studioをインストールする。
   4. SDK ManagerでAndroid SDK Platform-tools、Google USB Driverをインストールする。
   5. 環境変数PATHに"%UserProfile%\AppData\Local\Android\sdk\platform-tools"を追加する。
5. Q1のUSBデバッグを有効化する。
   1. Q1の[設定]>[端末情報]>[ビルド番号]を連打する。
   2. [設定]>[開発者向けオプション]で[USBデバッグ]を有効化する。
6. Kingroot（≠Kingoroot）でroot化する。
   1. KingrootをQ1にインストールする。
   2. Kingrootを起動する。
   3. [Try it]ボタンをタップする。
7. KingrootをSuperSUに変える。
   1. How to Remove/Replace Kingroot (KingUser) with SuperSu - W0lfDroidからReplace_Kinguser_with_SuperSU-v2.4.zipをダウンロードする。
   2. Replace_Kinguser_with_SuperSU-v2.4.zipを解凍し、Q1の/sdcardにコピーする。
   3. コマンドプロンプトを起動する。
   4. adb devicesを実行し、Q1らしきデバイスが表示されていることを確認する。
   5. adb shellを実行する。
   6. sh /sdcard/mrw/root.shを実行する。
   7. [続行]ボタンをタップする。
   8. [通常]ボタンをタップする。
   9. [再起動]ボタンをタップする。
   10. "他のsuperuserアプリが見つかりました"と表示されたら、[OK]ボタンをタップする。
   11. purifyをアンインストールする。
   12. 再起動する。
   13. adb shellを実行する。
   14. suを実行する。
   15. SuperSUのダイアログが表示されたら成功。
8. root化成功したので、不要アプリを無効化する。
   1. Aplinをインストールする。
   2. Aplinを起動する。
   3. 下記を無効化する。
      • Androidライブ壁紙
      • PinyinIME
      • サウンドビジュアル壁紙
      • バブル
      • フェーズビーム
      • フォトスクリーンセーバー
      • ブラックホール

ちなみに、Kingrootはデバイス管理者リストに入るが、
Q1のメニューからはデバイス管理者リストを呼び出せない。

下記ADBコマンドで呼び出せる。

adb shell am start -S "com.android.settings/.Settings\$DeviceAdminSettingsActivity"

【失敗 2016.11.05】 root化失敗による文鎮化と焼き直しによる復旧

rootを取りたいと思い、下記の手順を実施したところ、 見事に文鎮化した。（"smartwatch"表示から進まなくなった）

その後焼き直して復活したので、その手順を記載する。

下記に記載されているサイト、アプリ、手順は基本的に危険です。
マルウェアの感染の可能性やFINOW Q1を壊す可能性があります。
実施は自己責任でお願いします。

まず、文鎮化した手順。

1. adbコマンドを使えるようにする。
   1. 成功版の手順を参照のこと。
2. Q1のUSBデバッグを有効化する。
   1. 成功版の手順を参照のこと。
3. rootを取る。
   1. （個人情報の入っていない）Windows PCにKingorootをインストールする。
   2. checkupdate.exeを管理者権限で実行し、Kingorootをアップデートする。
   3. PCとQ1を接続する。
   4. Q1側にダイアログが表示されるので、USBデバッグを許可する。
   5. Kingorootの[ROOT]ボタンをクリックする。
4. KingorootをSuperSUに変える。
   1. How to Remove/Replace Kingroot (KingUser) with SuperSu - W0lfDroidからReplace_Kinguser_with_SuperSU-v2.4.zipをダウンロードする。
   2. Replace_Kinguser_with_SuperSU-v2.4.zipを解凍し、Q1の/sdcardにコピーする。
   3. コマンドプロンプトを起動する。
   4. adb devicesを実行し、Q1らしきデバイスが表示されていることを確認する。
   5. adb shellを実行する。
   6. sh /sdcard/mrw/root.shを実行する。

上記で見事、文鎮化した。（"smartwatch"表示から進まなくなった）

ということで、焼き直す手順。

SP Flash Toolの使い方が分かりづらい場合は、[Hovatek] How To Use SP Flash Tool (Full Guide) - YouTubeを見ると大体分かる。

1. 準備
   1. [NEW] FINOW Q1 Smartwatch [Android 5.1] [MTK6580] [1G+8GB] - Post #183の"here is the new firmware fresh from Finow."からQ1.zipをダウンロードし、解凍する。
   2. w602_wgl.Q1.common.80.emmc.w.s.160620.flash.zipを解凍する。
   3. Collection of Smart Phone (SP) Flash Tool for WindowsからSP Flash Tool Version 5.1640 (Windows).zipをダウンロードし、解凍する。
2. Q1をフォーマットする。
   1. 成功版の手順を参照のこと。
3. Q1にファームウェアを焼き直す。
   1. 成功版の手順を参照のこと。

復活！

ところで、上記手順にてMediaTek USB VCOMドライバが必要かどうかは忘れてしまったが、
下記のようにすると、インストールできる。

1. 準備
   1. How to manually install MT65xx (MediaTek) USB VCOM drivers on WindowsからMediaTek USB VCOM drivers.zipをダウンロードし、解凍する。
2. 署名なしドライバのインストールを有効にする。
   1. [設定]>[更新とセキュリティ]>[回復]の[今すぐ再起動する]ボタンをクリックする。
   2. [トラブルシューティング]をクリックする。
   3. [詳細オプション]をクリックする。
   4. [スタートアップ設定]をクリックする。
   5. [再起動]ボタンをクリックすると、PCが再起動する。
   6. 再起動後、[スタートアップ設定]画面が表示されたら、キーボードの7を押す。
3. MediaTek USB VCOMドライバのインストール。
   1. スタートボタンを右クリックし、[デバイスマネージャ]をクリックする。
   2. [ポート]をクリックする。
   3. メニューの[操作]>[レガシーハードウェアの追加]をクリックする。
   4. [次へ]ボタンをクリックする。
   5. [一覧から選択したハードウェアをインストールする]をクリックする。
   6. [次へ]ボタンをクリックする。
   7. [ディスク使用]ボタンをクリックする。
   8. [参照]ボタンをクリックする。
   9. MediaTek USB VCOM drivers\Drivers\USB VCOM Driver\Win7\usb2ser_Win764.infを選択する。
   10. [このドライバーソフトウェアをインストールします]をクリックする。

参考

• 「FINOW Q1」Android 5.1搭載、実用度No.1！？スクエア型スマートウォッチ開封レビュー: ガジェットレビュー

Amazon