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Windows7の標準機能でのHDD換装 の変更点はてなブックマーク


最近はNorton Ghostや[[Acronis TrueImage>http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00NMYPJ16/cubic9com-22]]を使用しなくても、Windows7の標準機能のみでHDD換装が行えるとのことだったので、実施してみました。

以降は、hp社のWindows7 64bitマシン、HPE-380jpのSATA HDDを換装した際の記録です。

*必要なもの
#amazon(B004QZBB12)
#amazon(B008P56QEQ)
-一時的にバックアップを作成するUSB HDD~
--換装元HDDで現在使用している容量以上の空き容量を持っている必要があります)~
--今回は[[LHR-EGU3F>http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005VVFYY0/cubic9com-22]]と余り物のHDDを使用しましたが、~
[[USB-CVIDE3>http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004QZBB12/cubic9com-22]]のようなSATA-USB変換ケーブルと余り物のHDD、~
あるいは[[HDPE-UT1.0EX-HD3CZ>http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B06Y46G1PX/cubic9com-22]]のような市販の外付けHDDでもOKです。
-換装先HDD~
--今回は[[WD20EFRX>http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B008P56QTG/cubic9com-22]]を使用しました。
#clear

*手順
**システムイメージの作成
#ref(systemimage.jpg,right,around,75%)
+USB HDDを接続し、認識していることを確認する。
+[コントロールパネル]>[システムとセキュリティ]>[バックアップと復元]>[システムイメージの作成]
+「バックアップをどこに保存しますか?」と表示されたら、[ハードディスク上]を選択肢、先ほどのUSB HDDを指定する。
+[次へ]ボタンをクリックする。
+[バックアップの開始]ボタンをクリックする。
+「システム修復ディスクを作成をしますか?」と表示されたら、[はい]ボタンをクリックする。
+ドライブに空のDVD-Rを入れ、[ディスクの作成]ボタンをクリックする。
+シャットダウンする。
#clear

**換装
+ドアノブなどに触れて静電気を除去する。
+コンセントからプラグを抜く。
+メーカーWebサイトの手順に従ってHDDを交換する。
+コンセントにプラグを挿す。

**復元
#ref(recovery.jpg,right,around)
+先ほど作ったDVDがドライブに入っていること、USB HDDが接続されていることを確認して、電源を入れる。
+[Next>]ボタンをクリックする。
+[以前に作成したシステムイメージを使用して、コンピュータを復元します]が選択されていることを確認する。
+[次へ]ボタンをクリックする。
+[利用可能なシステムイメージのうち、最新のものを使用する]が選択されていることを確認する。
+[場所]などに自動的に値が入力されていることを確認する。
+[次へ]ボタンをクリックする。
+[次へ]ボタンをクリックする。
+[完了]ボタンをクリックする。
+[Yes]ボタンをクリックする。
#clear

**パーティションの追加
#ref(partition.jpg,right,around,50%)
+[コントロールパネル]>[システムとセキュリティ]>[管理ツール]>[コンピュータの管理]>[ディスクの管理]
+[未割り当て領域]を右クリックする。
+[新しいシンプルボリューム]をクリックする。
+[次へ]ボタンをクリックする。
+[次へ]ボタンをクリックする。
+[次へ]ボタンをクリックする。
+[次へ]ボタンをクリックする。
+[完了]ボタンをクリックする。

~
今回はhpのリカバリマネージャが利用するHP_RECOVERYパーティションがあり、当該パーティションの移動をするとリカバリに支障があるため、未割り当て領域を新規パーティションとして追加しました。

hp社以外のPCであれば、C:のパーティションを右クリックして[ボリュームの拡張]をすることができます。

あるいはC:以降にパーティションがあってC:のパーティションを拡張したい場合は、[[EASEUS Partition Master>https://jp.easeus.com/partition-manager-software/free.html]]や[[MiniTool Partition Wizard Home Edition>http://partitionwizard.com/free-partition-manager.html]]などを使用して、そのパーティションをドライブ末尾に移動してから、パーティションの拡張をすればOKです。
#clear

*別のパーティションになっちゃうとちょっとなあという方は
必要に応じてジャンクション(mklinkで作成)やシンボリック・リンク(mklink /hで作成)を作成する。

*換装元のHDDも利用したいという方は
換装元のHDDを別のSATA端子に接続すると、[管理ツール]>[コンピュータの管理]>[ディスクの管理]で見たときに「オフライン(オンラインである他のディスクと署名が競合しているために、ディスクはオフラインです)」と表示され、ディスクとして利用できない。

このディスクの管理画面では、当該ディスクをオンラインにすることができないため、次のようにしてdiskpartコマンドでオンラインにする。

+[スタート]>[アクセサリ]>[コマンドプロンプト]を右クリックして、[管理者として実行]をクリックする。
+diskpartコマンドを実行する。
#code(,nonumber){{
diskpart
}}
>
#code(,nonumber){{
Microsoft DiskPart バージョン 6.1.7601
Copyright (C) 1999-2008 Microsoft Corporation.
コンピューター: COMPUTER
}}
<
+オフラインになっているディスクの番号を確認する。
#code(,nonumber){{
list disk
}}
>
#code(,nonumber){{
  ディスク      状態           サイズ   空き   ダイナ GPT
  ###                                          ミック
  ------------  -------------  -------  -------  ---  ---
  ディスク 0    オンライン          1863 GB  1024 KB
  ディスク 1    オフライン           931 GB      0 B
  ディスク 2    メディアなし             0 B      0 B
  ディスク 3    メディアなし             0 B      0 B
  ディスク 4    メディアなし             0 B      0 B
  ディスク 5    メディアなし             0 B      0 B
  ディスク 6    メディアなし             0 B      0 B
}}
<
+今回はディスク1がオフラインになっていることが分かったので、下記のようにしてオンラインにする。
#code(,nonumber){{
select disk 1
online disk
exit
}}
+ディスクの管理画面で、先ほどオフラインになっていたドライブの全ボリュームを削除する。
+[未割り当て領域]を右クリックする。
+[新しいシンプルボリューム]をクリックする。
+[次へ]ボタンをクリックする。
+[次へ]ボタンをクリックする。
+[次へ]ボタンをクリックする。
+[次へ]ボタンをクリックする。
+[完了]ボタンをクリックする。

*Amazon
#amazon(B008P56QEQ,left)
#amazon(B06Y46G1PX,left)
#amazon(B004QZBB12,left)
#amazon(B00NMYPJ16,left)
#amazon(B01LYUA6CM,left)
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